FX(外国為替証拠金取引)の仕組み



FXには証拠金とか保証金とか普段の生活ではあまり聞きなれない言葉がありますが、
まず外貨の取引とはどういうことかについて説明しましょう。

これがFX(外国為替証拠金取引)だ!

FX(外国為替証拠金取引)の仕組み

買った時と売った時に5円の値差があれば、5円×(外貨のポジション分)の利益または損失が発生します。

つまり円高の時にドルを買い、円安の時に売れば利益がでますし、その逆なら損失が発生するということです。

外貨の取引で一般的なものとしては外貨預金、その他には外貨MMFがありますが、
この考え方は外貨預金、外貨MMF、FX(外国為替証拠金取引)とも全く同じです。
手数料を無視すれば外貨のポジションに対する利益、損失の額も全く同じです。



では外貨預金とFXの違いはどこにあるのでしょう?

決定的な違いはFXが「証拠金取引」であり、取引に対して「レバレッジ」がかけられるということです。

もう一度先ほどの取引例を参考に外貨預金、FX(外国為替証拠金取引)それぞれについて見てみましょう。



外貨預金の場合


1ドル100円の時に10000ドル分の外貨を購入するためには100万円の資金が必要です。

その後1ドル105円になった時には 元金は105万円 (5%の円高は5%の利益)

1ドル95円になった時には 元金は95万円  (5%の円安は5%の損失) です。

外貨預金の場合の損益

為替の変動率と損益率は必ず一致するというのが外貨預金のポイントです。
(金利、手数料、税金を除きます)

ではFX(外国為替証拠金取引)ではどうでしょう?



FXの場合


FXでは「1万ドルのポジションに対して必要な証拠金は最低10万円」というような形で証拠金の額というものが事前に決められています。
(証拠金の額は取引業者ごと、通貨ごとに違います)

1万ドルに対して10万円の証拠金というのは 取引業者に10万円を預け入れることにより(1ドルが100円なら)最大で100万円分、 100万円を預ければ最大1000万円分のポジションをとることができるという意味です。
(この状態を10倍のレバレッジと言います)

それでは先ほどの外貨預金の場合と同じように5%の円安、円高が起こった場合を見てみましょう。

1万ドルの外貨を購入するのに最低限必要な資金は10万円です。
(注:1ドル100円かつ最大レバレッジ10倍の時)

その後1ドル105円になった時には
(105円-100円)×1万ドル
5万円の利益
元金は10万→15万円 (5%の円高は元金に対して50%の利益)

1ドル95円になった時には
(95円-100円)×1万ドル
5万円の損失
元金は10万円→5万円 (5%の円安は元金に対して50%の損失)
です。損益率は為替の変動率にレバレッジをかけたものとなります。

FXの場合の損益

今は1万ドルの取引ということでドルに着目して外貨預金とFXの必要元本、損益率について比較しましたが、100万円という投資元本に着目すれば、FXでは100万の保証金を預けることにより 1000万円のポジションを持つことも可能です。

この場合5%の円安は50万円(50%)の利益、5%の円高は50万円(50%)の損失となります。

さらに業者によっては100倍、200倍といったレバレッジをかけられるところもあります。
この場合、約1円または50銭円高に振れただけで元本が全て吹き飛びます。


ただし、FXは常に最大のレバレッジを効かせて取引をしなければならないということはありません。

100万円の証拠金に対して1万ドル(100万円)のポジションしかとらないということであれば リスクは外貨預金と同じで、為替の変動率のみに限定されます。

このレバレッジの考え方は非常に重要ですので、必ず理解した上で取引を行なって下さい。



⇒FXの魅力レバレッジ

ポイント


・FXの仕組みをしっかり把握しよう!
・FXと外貨預金の違いを知ろう!



FX(外国為替証拠金取引)インデックスページに戻る