MACDとは、MAは移動平均線(Moving Average)、Cは収束(Convergence)、Dは分岐(Divergence)と言う意味があり、日本語で「移動平均収束拡散法」と言います。
MACDはジェラルド・アペルによって開発されました。
MACDはトレンドフォロー系とMACDオシレーターのオシレーター系の二つの見方が出来ます。
トレンドフォローとオシレーターは「チャートを読む・テクニカルの利点」で説明しています。
MACDには2本のMACDラインとシグナルラインの線で描かれ、この2本の線の交差や乖離幅で投資判断をしていきます。
±0ラインより、上をプラス圏、下をマイナス圏といいます。
MACDラインとシグナルラインの間の乖離幅もとても重要視されています。この乖離幅の事をMACDオシレーターといいます。

MACDラインとシグナルラインの計算方法は以下の通りです。
まず、二つの線を説明するにあたって、いくつかの移動平均の説明をしたいと思います。
移動平均には、「単純移動平均」「加重移動平均」「指数平滑移動平均」という種類があります。
それでは、一つ一つ見てみましょう。
当日の終値:A1
1日前の終値:A2
2日前の終値:A3
3日前の終値:A4
(n-1)日前の終値:An
とすると...


加重移動平均は決められた期間内の価格に比重をかけて平均したものです。

指数平滑移動平均は過去の全ての株価に比重をかけて平均したものです。
比重をかけて平均することでより新しい日ほど重要視されるので移動平均線がより敏感に今の価格を追従できるようになります。
株価への追従性は「指数平滑移動平均>加重移動平均>単純移動平均」の順番となります。
MACDは単純に2種類の指数平滑移動平均の差(たとえば6日と19日とか)をとったものです。
MACD(6,19)=6日指数平滑移動平均−19日指数平滑移動平均
MACDシグナルはMACDの単純移動平均です。
計算方法は難しいので覚える必要がありません-ー;というか、覚えられません・・・。
MACDラインとシグナルラインの2本のラインが交差するところで売買シグナルの判断をします。
これが一番分かりやすく一般的です。
| MACDイメージ | 解説 |
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MACDラインとシグナルラインの乖離幅を使った売買シグナルをMACDオシレーターといいます。
オシレーターの指標なので、先行して投資判断が出来ます。
乖離幅の拡大、減少は勢いが拡大、減少していることを意味しています。
| MACDイメージ | 解説 |
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チャートツールによっては、この乖離幅を棒グラフ化してくれる物もあります。棒グラフにすると乖離幅が非常に見やすくなります。

MACDは非常に使いやすいテクニカル指標の一つです。そのため、MACDのみを使ってのテクニカル分析をしがちになってしまいます。
必ず、他の相性の良い指標(移動平均線、グランビルの法則など)と使うことをオススメします。