ローソク足


ローソク足には、始値、高値、安値、終値が組み込まれた物です。
今や世界中で使われているローソク足ですが、なんと日本人が江戸時代に考えたそうですよ。

それではちょっとローソク足の構成を見てみましょう。

ローソク足の構成

一本のローソク足の中に株価の動きが分かるように作られています。

上に伸びている線を上ヒゲ、下に伸びている線を下ヒゲといいます。真ん中の部分を実体部分といいます。


分足・日足・週足・月足の使い分け


トレードスタイルで、その使い分けをしていくのですが、取り合えずは月足は大きな株価の流れを知るのに良いとされています。

デイトレをしていると、なかなか月足など見ないようになってしまいがちですが、
たまには、その株価が今大きな流れのどの辺りあるのかを知ることは大切です。

月足
大きな流れを知ることが出来ます。そのため、今現時点の株価がどの位置(高値圏なのか安値圏なのか)が分かります。
月足は戦略を立てるために使うと良いでしょう。
週足
数年の株価の流れを知るのに良いでしょう。より細かく2〜3ヶ月の株価推移を見ることが出来ます。
そのため、中期トレードに向いているといえます。
日足
1日1日の株価推移が分かります。短期〜中期トレードに向いています。
分足
その日の分の株価推移を見るためのチャートです。デイトレには欠かせないチャートです。
1分足や5分足などがあります。

ローソク足の種類


ローソク足には、その大きさや形によっていくつかの種類に分けられています。

呼び方 イメージ 特徴 意味

大陰線
大陽線
大陰陽線 実体部分が明らかに大きい
大陰線
終値が大幅に安く付いてしまった時に出るローソク足です。相場が弱気に時や投げ売り状態の時に出ます。
大陽線
終値が大幅に高く付いて引けた時のローソク足です。相場が強気の時に出ます。

小陰線
小陽線
小陰陽線 実体部分が小さい
小陰線
株価が少し安く引けた時に出ます。弱気な相場が続いていることを意味します。
小陽線
株価が少し高く引けた時にローソク足です。

上影陰線
上影陽線
上影陰陽線 上ヒゲが長い
上影陰線
一度株価は高い位置まで行くのですが、その後、押し戻され結局始値を切ってしまって引けた時のローソク足です。
天井圏で出やすい。売りサインの一つです。
上影陽線
一度株価が高い位置まで行くのですが売りの勢いが大きい為株価は下がってきています。
天井圏で出やすい。

下影陰線
下影陽線
下影陰陽線 下ヒゲが長い
下影陰線
一度株価は下がったのですが、買いの勢いに押され、株価は戻ってきました、しかし、終値は始値を下回って引けました。
買いサインになりやすい。
下影陽線
一度は株価が下がったのですが、買いの勢いが強く株価は戻ってきました。相場が勢いがあるときにや底、押し目圏で出やすい。
買いサインになりやすい。

寄引同時線
寄引同時線 実体部分がない
寄引同時線
始値と終値が同じ値段ということです。
売りと買いの勢力が同じという事が分かります。数日後に上または下に大きく株価が動く事があります。

売買のサイン


ローソク足を売買の指標にする時は、この陰線と陽線を組み合わせた時のパターンで売買のタイミングを計ります。

実際には、チャートを見ながらそのパターンを見ていかなければなりません。

個々のパターンが複雑に絡み合っていたり、売りの時のパターンが買い場で現れたりと見極めることがすごく難しくなってしまいます。

そのため、だましが多くなったりしますので、ローソク足だけで売買をすることは避けたいところです。

ただ、月足、週足で売買パターンの売りサインや買いサインにはだましが少ないといわれているので、中期、長期投資には向いているのかも知れません。

それではいくつかの売買パターンを見ていきましょう。


買い場で出やすいパターン


パターン
イメージ
解説
三川明けの明星
三川明けの明星
窓(空)を明けて一度下がってその後、すぐに窓を開けて株価を上げること。
底、押し目圏でよく見られる。代表的な買いのサインです。
陰線、陽線は関係なくこの形になれば、買いサインとされています。
陽線つつみ足
最後のローソク足が前のローソク足を包み込むような形です。
株価の下げが落ち着いて、大きな陽線が出ることで上昇の勢いが大きくなってきたと考えます。
最後のローソク足の実体部分の中に入っている事が大切。ヒゲ部分は無視します。
陰線はらみ足
大きな陰線の後その実体の中でローソク足が形成されています。
大きな下げの後、株価の下降が落ち着いたことを表しています。
ローソク足の実体部分の中に入っている事が大切。ヒゲ部分は無視します。
黒三兵
底、押し目圏で見られるパターンです。ある程度下がってきた株価が落ち着きを見せて来たと判断します。
このパターンはさらに下げるといった事も考慮した投資をしなければなりません。
次に陽線が出れば買いサインと考えても良いと思います。
三空叩き込み
窓を開けて下がってきたあと、大きな陽線と共に株価が上昇したパターンです。
最後に陽線が出ることが大切です。
しかし、さらに下げる可能性を含んでいます。
上昇トレンドになったことをしっかりと見極めて投資しましょう。


売り場で出やすいパターン


基本的に売りのパターンは買いパターンの反対です。

パターン
イメージ
解説
三川宵の明星
三川明けの明星の反対です。窓を開けて株価は上昇したのですが、すぐにまた窓を開けて株価が下落したパターンです。
上昇の勢いがなくなったと判断します。
天井圏でよく見られるパターンです。売りサインになります。
陰線つつみ足
陽線つつみ足の反対のパターンです。勢いが弱くなって大きな陰線が出たと判断します。
陽線はらみ足
陰線はらみ足の反対のパターンです。上昇の勢いが弱くなってきたと判断します。
三兵
黒三兵の逆パターンです。勢い良く上昇した株価も長続きしないと判断されます。
上昇時によく見られるパターンです。
三空踏み上げ
窓を開けるくらい勢い良く株価が上昇し、その後大きな下げを見せています。陰線が出現で売りサインです。といいたいところですが、もっと前に手仕舞っておきましょう。三空の後は下落があります。
ちなみに、窓の数は名前とは無関係です。二空だろうが三空踏み上げです。
三空叩き込み
買いサインとして三空叩き込みを紹介しましたが、このパターンで下げる銘柄というのは、良い銘柄ではない可能性が大きいです。
しっかりとしたファンダメンタル分析をすることをオススメします。ということで、売りサインということで理解しています。もちろん、この後、陽線が出てくれば、買いサインの三空踏み上げにもなる可能性があります。



実際のチャートで見てみる


このチャートは、日経平均株価の日足チャートです。

日経平均株価の日足チャートローソク足パターン

ちょっと見ただけでもこんだけあるんです。はっきり言ってわけわからん^^;です。

ローソク足を使った指標の一つ酒田五法があります。基本はこの酒田五法を使ってやっているようです。

もっと複雑はパターンがたくさんあるのですが、基本的なものだけで良いのではないでしょうか。

投資判断の際のテク二カル分析の一つとして考えることが大切だと思います。



ポイント

・ローソク足の特徴を理解しましょう。



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